電話が苦手な就活生① - 克服しなければ社会人になってからも困るぞっ

ai generated, computer, laptop-8337510.jpg 就活全般

突然の電話に戸惑う若者。

電話応対に恐怖を感じるのは世代的な問題だ!

 最近の就活生に共通のことがある。電話に出るのも、掛けるのも苦手ということだ。

 メールやLINEなどでコミュニケーションを取ることには慣れているのだが、電話は苦手なのである。

 そういう就活生が多いなとは随分前から気づいていたのだが、これは世代的な問題のようである。

 電話が苦手な若者が多いことは、過去様々な記事になって世に出ている。「電話、苦手、記事」などで検索していただければ、様々なメディアで取り上げられていると思う。

 その背景は簡単である。

 昔は、家に電話があって、しょっちゅう鳴っていた。両親がいないときや忙しいときは、子どもが出たものだ。「はい、長谷川です…」などと受話器で話し、誰からの電話か、どのような要件か、家族の誰にかかってきたか、などを聞き取り、取り次いだりしていた。

 彼女に電話するとなぜかお父さんが出てきて緊張したものだ。「私、長谷川と申します。○○子さんご在宅でしょうか?」などと取り次ぎをお願いしたりしたものだ。

 しかし、1990年頃から携帯電話が普及し始める。携帯に電話すれば、‘その人’しか出ない。その人に電話したければ携帯電話にするのが普通になった。

 携帯だとその人がその時に電話に出なければならない。しかし、メールやLINEなら真夜中でも関係なく連絡を取ることができる。相手は、好きなときにそれを見て、必要があれば返信をすれば良い。

 電話をすることもだんだん面倒くさいというか、プレッシャーのかかる行為になっていったからだ。

 現在の就活生は、そのほとんどが2000年以降に生まれている。携帯電話が当たり前の時代である。Gmailは2004年、Twitter(現X)は、2006年、LINEは2011年にサービスが提供されている。電話から携帯、メール、そしてSNSのDM機能へコミュニケーションのメインストリートは変化してきている。

 今の就活生は、負担のかからないコミュニケーション慣れてしまった。だから電話にまつわる失敗例がたくさんあるようだ。会社に入ってからも苦労することになる。今日はこの辺を紹介しようと思う。

就活生①

 自分の知らない電話番号から電話がかかってくると出られない。いちいちインターネットで調べてからじゃないと安心して出られない。

→ 次の面接の時間の連絡だったらどうするのだろうか。これで選考から漏れることもあるんじゃないかと注意しました。

就活生②

 折り返しの電話をしたら、選考が進んでいる会社の1つからだった。でも、知らない人が出てきたので、焦って切ってしまった。

→ もう、完全にイタズラ電話だよとツッコみました。会社なんだから、‘その人’じゃない人も働いている。当たり前のことなのに驚いてしまったそうだ。

就活生③

 リクルーターの先輩社員からの電話だったが、気づかず取れなかった。折り返しの電話を入れる勇気がなく、気持ちが整うまで約30分かかった。

→ さっさと折り返せよ、とツッコみました。

就活生④

 やっと折り返しの電話を入れたのだが、相手が出てくれなかった。相手の忙しい時間に連絡してしまったのではないかと思い、申し訳なく思った。なかなか折り返しがないので、相手から嫌われてしまったのではないかと気を揉んでいる。

→ 相手が電話に出られないこともある。それは自分自身もそう。しかし、何故か気にしてしまう就活生が多かった。

就活生⑤

 選考が進んでいる会社のリクルーターの方から連絡があった。部署名を名乗って連絡が来たのにうまく聞き取れなかった。聞き直したら失礼じゃないかと思い聞き直せなかった。リクルーターの方がどの部署で働いているのか分からないまま選考だけが進んでいる。

→ 聞き直すことは悪いことではない。社会人になったとき、人の電話を受けることがある。その時にかけ直し先をキッチリ聞かないと大変なことになる。社会人になったときのためにしっかりと聞き直すクセを今のうちに付けましょうとアドバイスした。

 おじさん世代からすると「何やってんだっ!」と怒りたくなる。しかし、これは世代的な問題なのだ。

 明日は、電話応対が苦手な就活生へ向けてその克服方法を少し話していこうかと思う。

コメント