日本大学アメリカンフットボール部で2人目の逮捕者 - 一般学生を守れ

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日大アメフト部で2人目の逮捕者。

大学はすべてをオープンにし、一般学生を守れ!

 16日午前、日本大学アメリカンフットボール部の4年生の部員が、密売人から大麻を購入した疑いで警視庁に逮捕された。今年7月、先に逮捕された3年生が「ほかの部員も使っていた」という趣旨の供述をしたことなどから、8月22日に学生寮を改めて捜索し、複数の部員らから任意で事情を聴くとともに、スマートフォンなどを押収していた。そのスマホの解析が今回の逮捕につながった。

 逮捕されたのは、8月22日に事情聴取を受けた部員4人の1人で、昨年度、先に逮捕された3年生と学生寮で同部屋だったという。

 実は、OBでも大麻を使用した者がいると報道されているので、かなり薬物が蔓延していたようである。

 7月22日に最初に逮捕された部員が出た時、日大アメフト部では保護者会が開かれたそうだが、その後未成年部員の飲酒があったと報道もされている。

 日大アメフト部に関しては以前にもブログを書いている。今年、8月までのこの事件の流れについてはこちら

 同大学に通う学生からは厳しい声が上がっているそうだ。

 「『またか』という感じだ。多くの人が真面目に頑張っているのに、こうしたことがあると台なしになってしまう。しっかりと取り締まってほしい」

 「大学は本来、勉強する場所なので、こういったことはなくなってほしいと思う」

 もっともな意見である。

 以前のブログでもお話ししたとおり、日本大学の一般学生が就職活動で不利になることはないはずと思っている。しかし、ここまでくるとさすがに大学全体のイメージダウンは免れないところあるだろう。風評被害的に、「あー、あの大学の学生ねー」みたいな扱いを受けるかもしれない。軽んじられるような扱いを受けることがあるかもしれないが、日大の就活生は冷静に対応してもらいたいと思う。

 当初日大は、「この度の問題は部員1名による薬物単純所持という個人犯罪であり、個人の問題を部全体に連帯責任として負わせることは、競技に真剣に取り組んできた多くの学生の努力を無に帰することになり、学生の成長を第一に願う教育機関として最善の措置ではないと判断したためです」と説明し、アメフト部を秋季のリーグに普通に参加させようとしていた。

 しかし今回、日大は、他の部員が大麻に手を出していないか調査もせずにアメフト部をリーグ復帰させようとしていたということになってしまった。自分たちに捜査能力がないとしても警察の捜査の進捗を待ってから復帰を考えるべきだっただろう。

 日大がこの問題を矮小化しようとしたとしか考えられない。

 とにかく、学生をちゃんと指導できない、問題から逃げようとする、そんな大学のイメージになってしまった。

 警察の捜査が平行して行われているので、大学独自の捜査や調査を公表することはできない。しかし、再発防止策を発表するとか、官庁、アメフト団体への報告を公表するとか、定期的な会見するべきだと思う。大学のこの問題へ向き合う姿勢がしっかりと周囲に伝わっていない印象を受ける。

 大学ホームページも、インフォメーションで薬物に関する委員会、アメフト部の今回の問題に関する第三者委員会の設置などが記載されている。しかし、今までの経緯からすると、委員会も日大よりのOBをかき集めているだけではないかと思われる可能性もある。

 会見の模様を動画で見られるようにするなど、オープンにしていくべきだと感じる。

 問題が起こったときこそオープンで正直にならなければならない。隠蔽したり、虚偽の報告をしたりすると問題は長引き、結果として最悪になる場合が多い。

 日大は、問題がアメフト部だけでなく、一般の学生に拡大しかねない状況だということを理解して、正しい方向へ進んでもらいたい。

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