会社の看板を背負って活動するということの責任 - 交通事故の評価

ai generated, car, classic-8334356.jpg 会社・社会人一般

交通事故を起こした社員の処遇は。

会社の看板を背負って働く意義を考える!

 私が前にいた会社では、交通事故を起こすと人事の評価が下がった。特に社有車を使用中に人身事故を起こすと5年とか10年とかの単位で人事評価が最低になるようになっていた。また、滅多にないことだが、プライベートで交通事故を起こした場合も昇進の見送りがなされるなど、人事評価に影響があった。

 社有車で事故を起こすと5~10年最低評価、プライベートな交通事故については2年最低評価というのは、人事のマニュアル上明文化されたものではない。もし交通事故を起こした社員が人事に問い合わせをしてきたとしても、「そのような評価は明文化されていません」と逃げることができるようになっていた。

 もちろん、追突されたとか過失割合が‘0%’のような場合にはこのような評価は受けない。

 社有車を運転する人は、営業職か、工事部門である。まさに会社の利益を上げるために頑張って活動しているのにそのような扱いはどうなんだろうと思っていた。事故を起こしたくて起こしたわけではないのだし…。

 しかし、そこは厳しいのである。車には社名がバッチリと書かれている。会社の看板を背負って仕事をしている以上、絶対に事故を起こさないように細心の注意をしなければならないということなのであろう。

 人事では、勤続30年とかの人間に記念品を配るようなこともしている。人事のシステムで、勤続30年を迎える人をリストアップすればすむので比較的簡単な作業なのだが、部長クラス以上はまた別の機会が設けられる。部長クラスに関しては、人事記録を遡ることがある。

 とても優秀なのに役員になれなかった人の中には、若い頃に交通事故を起こした人が結構いる。その時の失敗が人生を狂わせているのだ。

 会社の看板を背負って活動するということは、責任を負うということなのかも知れない。

 事故を起こさないだけでなく、人との接し方等も気をつけるべきであろう。

 先日、目の前を通り過ぎたピザの配達の人が、携帯電話を落として去って行ってしまった。私は。自転車だったのだが、慌てて拾って全速力で追いかけた。住宅地に入ると信号はなく、見失ってしまうので、何とか信号のある街道で止めなければと必死だった。

 500mくらい行った先で信号が赤になったので何とか追いついた。

 「すみません!」と声を掛けたら、「ああん?」みたいな態度で威圧されてしまった。

 「あのー、携帯電話落としましたよ。」と言ったら態度が急変した。

 「すみません、すみません、ありがとうございます、ありがとうございます!」とペコペコと頭を何度も下げた。

 例えバイトであってもその会社の看板を背負って仕事しているんだぞ。いきなり声を掛けられたからなのか分からないが、「ああん?」はないだろと思った。

 社有車が大きな事故を起こすと会社も非難される。最近では、社有車を持たずカーシェアで済ませるような会社も増えている。これは、車体や保険、駐車場などでコストがかかるからという理由だけではないだろう。

 会社の看板を背負って仕事をするという意識をしっかり持って働きたいものだし、就活生としては、「会社の看板を背負わせても良い」と思えるようなキャラにならなければならないということなのだろう。

コメント