グループディスカッションの続き - とある大手不動産の場合②

stone wall, 4k wallpaper, rocks-8317167.jpg 就活全般

GDの評価について。

やってはいけなこともある!

 10月11日のこのブログにおいて、グループディスカッション(GD)のテーマの作り方をお話しした。

 一般的なテーマではなく、新聞などの記事を元に業界に関係ある話題が出そうなものを自社で作っているという話だった。

 その会社では、去年までGDは大学4年の就活開始後の本選考の中で行っていたということである。今年は、夏から冬にかけてのインターンシップの中で行うこととなったそうだ。やはり、GDは時間がかかるので、本選考の中でやるのは企業側の負担が大きいからなのだろう。

 GDの評価は総合的に決まる。一般的に評価する部分は、

・協調性 

   一緒に働く時に周りと協力出来るか、貢献できるか

・コミュニケーション能力

   エントリーシートでは分からない人との関わり、会話・傾聴の基本的な能力

・思考力

 出てきた意見をどのようにまとめるか、取捨選択能力

・論理展開力

 対立点や同系列の意見を的確に処理し、結論へ結びつける能力

・リーダーシップ、積極性

 意見をしっかり述べる、周りを巻き込む能力

などである。

 今回の某大手不動産会社のGDでは、新聞を元にしたテーマをディスカッションさせることで追加して評価する部分があるという。その部分は、

・業界志望度、入社本気度

 日頃から、新聞に出ている業界の話題を気にしているかなどを通して、この業界への興味の度合い、内定を出したら入社する気があるのかをチェック

・当事者意識の高さ

 単に問題を解決することに注力するだけでなく、そのテーマに関わる人に寄り添った意見が出せるか

・発想力、関連させる力

 1つの話題、1つの手がかりから、似たような事案、関連する事案を引き出せるか

というような所も見ているとのことである。

 大学の3年のこの時期に、インターンで早期採用ルートへ、あるいは実質内定を与える就活生を選ぶのである、“業界志望度・入社本気度”が認められる人間でなければならない。言われてみれば当然なのだが、そのようなことをしっかり捉えられるようなテーマが設定されているということだ。

 “当事者意識の高さ”を求めているというのも初耳だった。営業でも、相手の困ったことに対して解決策が出せるのが大切である。コンサルティング営業のような視点がしっかり認められれば、会社の一員となっても活躍する資質があるということだろう。

 “発想力、関連させる力”は、様々な事案について把握し、適切な例を事案に結びつけて提案できるかという提案力と関連しているのだろう。依頼者から話を受けてから探すのではなく、すぐに頭に物件が浮かんでくるようなスピード感のある人材を求めているのであろう。

 GDについてここまで進んでいる会社は少ないと思う。会社の設定するテーマで、どのような人材が求められているか分析できるからである。

常識的に考えれば大丈夫だと思うけど…

一応書いておきます!

 一方、GDにはやっては絶対にいけないことがあるという。確かにと思う部分がある。

・テーマと関連のない発言

・不規則発言

・他人の意見の完全否定

・決めつけ

などである。

 逆にこのようなことをする人間を注意し、議論を中心に戻すことができるような就活生は評価されるのであろう。

 よく模擬GDをやりたいという就活生がいる。大がかりでなくてもいいから仲のいい友人とひとつのことについて語り合うだけでも十分GDの練習になる。

・最近流行っている・売れているモノに何か共通点はないか

・最近の事件・事故の感想

・自分の大学の良いところ・悪いところ

 そのような身近な話題でも構わない。「それについて15分だけ話そう」と約束していろいろ話すのである。相手が関係ないことを話したら議論を戻すのである。意外と難しいと思う。もちろん就活生同士でやったほうがいいな。

 いろいろなことについて話し合う、考え抜くというのは意外と面白いものである。この面白さを理解すればGDはもっと楽になるだろう。

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